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十六観

十六観
 
 
じゅうろっかん/十六観
『観経』に説き示される定善十三観と、それに引き続く散善三観のこと。定善十三観は、精神を統一した上で行う善行であり、極楽世界を目の当たりにするために順次に説かれる一三通りの観想を指す。釈尊の仏力によって極楽世界や無量寿仏、観音勢至二菩薩を目の当たりにした韋提希が、未来の衆生はどのようにそれらを見るのかと釈尊に疑問を呈し、釈尊がこれに応えたもの。第一の日想観は、沈む太陽の姿を脳裏に焼き付け、その姿を観想する。