uro3000’s blog

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プラジュニャーパーラミター

「お彼岸」という言葉の語源は、サンスクリット語(古代インド・アーリア語に属する言語)の「paramita(パーラミタ)」で、日本における音写語(外来語を、他の言語の文字を用いて書き写した言葉)は「波羅蜜多(はらみた)」です。

日本の仏教では、「此岸(しがん)」と「彼岸(ひがん)」という概念があります。

此岸(しがん)…こちら岸。欲や煩悩にまみれた世界(この世)
彼岸(ひがん)…向こう岸。仏の住むお浄土の世界(悟りの世界、あの世)
※この此岸と彼岸の間に流れる川のことを「三途の川(さんずのかわ)」と呼びます。

波羅蜜多(はらみた)」の漢訳は「至彼岸(とうひがん)=彼岸に至る」になることから、「彼岸」という言葉は「悟りの世界(お浄土の世界)へと辿り着く」という意味になります。